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 名品珍品
※このページでは今までに掲載した道具の中から、とりわけ珍しい物や再入荷が難しい物を掲載していきます。
またお客様の所蔵品で世に言われる名品、珍品古い道具なども掲載させてもらっています。
※このページのものは商品ではありません。ご了承下さい。
圭三郎 鰹節削り
圭三郎の鉋刃を使用した別注の鰹節削り
箱も誂えたものです。
左市弘面取追入10本組
東京の鑿鍛冶「市弘」山崎正三さんの面取追入鑿
長谷川幸三郎 釘〆
新潟県三条市の玄翁鍛冶、長谷川幸三郎氏の釘〆です。
大西甲丸シノギ薄突き鑿
戦前の『大西』の薄付き鑿と思われます。
シノギ部分が甲丸になっていてとても丁寧な仕事が成されています。
裏は捻れた酷い状態で発見された様ですが、研ぎなおせば深く美しい裏スキがしっかりと残っていました。
(S氏所蔵)
玉鋼の薄突き鑿
古い時代の薄突き鑿です。
薄すぎるくらいの糸コバで鋼が切れてしまうので裏は押せませんでした
(既に両端の鋼は切れています)
地金は柔らかく砥石目を消すのが大変でした。
コミもクサビ型で太く立派です。
「橋本」の鑿
この鑿は「登録 橋本」ですが、他にも「神戸 橋本」など
色々なタイプの刻印があるようです。関西では良く見かける鑿です。
比較的研ぎやすく,硬すぎず甘すぎず、といった感じです。
左右の鋼の厚みが倍くらい違うのが残念ですがなかなか良い鑿だと思います。
故山崎正三氏作 『市弘』 槍鉋 
刃砥ぎも正三氏自らの手になるものです。
息を呑む美しさとはこの事でしょうか。
(大阪府O氏所蔵)
『正光』追入九本組鑿
O氏が10数年前に施主さんより譲り受けられた一品です。
元々は、施主の長兄にあたる方の所持品であったものです。
長兄が大工修行の年季明けに親方より授かられ、これからと言う折り日露戦争に従軍され、
この鑿を一度も使う事のないままに帰らぬ人になられたとの事です。
譲り受けられて10数年が経ち要約周囲の意見もあり使う事も供養と思い始められたようです。
銘、『正光』追入九本組鑿は愛知県で鍛たれたものらしいです。 (大阪府O氏談)
「初若」寸六鉋
(大阪府I氏)
永弘寸八鉋
(大阪府I氏)
「無網」坂田春雄作寸八鉋
(大阪府I氏)
角面取鉋とサルボー面取鉋
大阪府K氏)
六寸二分大鉋
(大阪府在住K氏所蔵)
幸三郎
(大阪府在住K氏所蔵)
欅の下刃定規
(大阪府K氏)
「男盛」 二寸鉋 
切銘「男盛」
鉋鍛冶、堤 朋一氏が鍛たれたものだと思います。
20年程前に良く切れる鉋として盛んに使われました。(大阪府O氏)
坂田春雄作 玉鋼造り 寸八鉋
玉鋼を以って鍛たれています。
やはり50年以上前のものと思われます。
鉋身は、全体に薄造りです。
その後に造られた、私達が知るところの豪快な切銘の坂田鉋とは一味ちがいます。
和歌山県在住の方の所蔵品です。
坂田春雄作 【坂田製】 寸八鉋
坂田春雄銘の鉋が世にでる以前に鍛たれた鉋です。
50年以上前のものと思われます。
高速度0号と刻印があります。
和歌山県在住の方の所蔵品です。
飛行機鉋
指物大工修行3年間の後、初めて師匠より飛行機鉋の製作を言い渡されたとの事です。
飛行機鉋は、精密な桟の分決め加工等に使われます。
画像の鉋台には、口部の後方に四分幅のアリ加工した溝があり底部にゼンマイのバネが嵌っています。
その上にアリ加工した木片が嵌ります。
飛行機鉋の由来については諸説あるようです。
先代千代鶴貞秀作 「淡路の夕凪」 五寸鉋 
箱書きに龍神八部とあります。
仏法を加護する神々曰く
天衆、龍神、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅緊那羅、摩喉羅迦の八神を
八部衆と言うとあります。
中でも龍神は、その代表格。
空に昇って雲を起こし恵みの雨を大地に施す龍神の図が見事に刻まれています。
貞秀氏、会心の出来栄えの生せる業かと思われます。
昭和55年 神無月造
三代目千代鶴延国作 「無我」 寸八鉋
三代目千代鶴延国作「無我」寸八鉋
坂田春雄作 「菊」寸八鉋
坂田春雄作「菊」
播州の名人鉋鍛冶です。
現在でも坂田さんの鉋を求める方は後を絶ちません。
神田規久夫作 玉鋼 も作 寸八鉋
玉鋼を以って鍛たれた寸八鉋です。
関西在住の方の所蔵品です。画像を御提供頂きました。
三代目千代鶴延国作 「八重霞」寸八鉋
丁寧な造りが際立っています。
造られなくなった事が返す々も残念です。
おそらく「無我」や「千尺」よりも生産数は格段に少ないものと思われます。
関西在住の方の所蔵品で画像を、御提供頂きました。
千代鶴貞秀初代、二代合作「親子鶴」寸八鉋
箱書きに平成3年初月作
初代八十三歳、二代四十七歳合作とあります。
文字通り、千代鶴親子による鍛えです。
二羽の鶴が、刻まれています。
金井芳蔵作 「金井」寸六鉋 
初代初弘の弟子。
惜しい事に10年以上前に廃業されています。
実戦型の鉋として知る人ぞ知る鉋です。
発売当初よりクレームのない鉋として評判が高く、
「困った時の金井」と言われるほどに絶大な信頼があると聞きます。
碓氷健吾作 「寿一」寸六鉋刃
一枚鉋用に鍛たれたものと思われます。
刃幅65mm、全長78mmと通常より短く造られています。
碓氷健吾作 「寿一」寸八鉋
昭和50年代の製作かと思われます。
全長28cm、刃の長さはわずか3,6cm小さな槍鉋です。
作者は先代千代鶴貞秀。
実はこの槍鉋、農家の蔵に使われていた古釘です。
たくさん古釘が集まったので、貞秀さんに届けました。
後日、風雅な竹の入れ物の中に入ってこの槍鉋が届いたのです
右側が裏の画像です。「古釘が二度のお勤め槍かんな 貞秀」
と、律儀に刻んであります。

 
先代千代鶴貞秀作「淡路の夕凪」 三寸鉋
鉋刃の甲に昭和五十七年皐月とあります。
刃幅90ミリ、押さえ金の幅80ミリ台の長さ500ミリ
一般に、よく使われのが2寸までの鉋ですから、
実際に見られるとかなり大きい印象をもたれるとおもいます。

昭和51年、毎日新聞社発行、村松貞次郎著「道具曼荼羅」
友情のカンナと題して「比良乃夕映」(先代千代鶴貞秀作)が掲載されました。
 これが全国的に反響を呼び注文が殺到したと聞きます。
ところが夕映の銘は村松先生に捧げたものと、頑として造られなかったのです。
 そこで、同等品としての「淡路の夕凪」が造られたとの事です。
夕凪の押さえ金は鉋身の一つ一つに合うように精密に造られています